クラフトビールアーカイブ
忽布古丹
篝火 (Düsseldorfer Alt)

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篝火(かがりび)
スタイル Düsseldorfer Altブルワリー 忽布古丹 (上富良野)
ABV 5% IBU 50
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P2B Haus で飲めたとき

ブルワリーからの紹介コメント

アルトは、ドイツ・デュッセルドルフを中心に造られてきた、伝統的な上面発酵のビアスタイルです。モルトのうまみ、ノーブルホップの香り、しっかりとした苦味を持ちながら、後味はドライに切れていきます。 このビールに初めて強く惹かれたのは、ヨーロッパを旅行したときでした。醸造所ごとに造られる名物ビールはそれぞれのパブで提供されていて、工場でつくられる「製品」というよりも、もっと身近で、手仕事によって生まれるものだと感じられました。店内で木樽を転がし、栓をして、そこから注がれるビール。その味わいが、とてもおいしく感じられたことを覚えています。 今回はユーリゲのアルトをそのまま再現するのではなく、当時自分が飲んで感じた味わいの記憶を、今の自分の技術で形にすることを目指しました。 モルトはピルスナーをベースに、カラメルミューニックと少量のメラノイジンモルトを使用。しっかりとした苦味に負けないモルトのうまみを持たせながら、甘さやカラメル感は抑え、アルトらしいドライな飲み口を狙いました。色には殻を取り除いたローストモルトを使い、ロースト香が前に出ないようにしています。 香りはノーブルホップ、酵母由来のエステル、モルトが控えめに重なります。苦味はしっかりありますが、苦いというよりも、すっと消えていくドライな印象。麦のうまみと、かすかなローストのニュアンスがありながら、甘さは残りません。 おすすめは、本場と同じように小さめのグラスへ泡を多めに立てて注ぐ飲み方。泡に苦味の一部が移ることで苦味がやわらぎ、炭酸も少し穏やかになって、軽快に飲み進められます。 ビール名の「篝火」は、遠くからその存在を知らせる火のこと。将来の道を考えていたときに出会ったアルトは、自分にとって、暗い地平の向こうで燃える明かりのようでした。そのときのアルトとの出会いを、このビールの名前「篝火」に重ねています。