吉祥寺のクラフトビールならP2B Haus (ピーツービーハウス)

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クラフトビールアーカイブ
京都醸造
杯峰 (Heigh-Ho) (Classic Weizen)

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杯峰 (Heigh-Ho) (Classic Weizen)
ブルワリー 京都醸造 (京都)
ABV 5% / IBU 10
P2B Haus スタッフからの紹介コメント
国内随一のヴァイツェンの作り手(てんつーさん)率いる八ヶ岳ブルワリーさんとのコラボビール!ベルジャン酵母由来のスパイシーでクローブのような風味と、モルトのビスケットのような柔らかい甘み。ホップ由来のお花のようなニュアンスが見事に調和した一杯です!
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P2B Haus で飲めたとき

ブルワリーからのビールの紹介コメント

国内随一のヴァイツェンの造り手との共作は、クラシックなドイツの王道小麦ビール 【味わいの特徴】 白濁りが美しく、スパイスやバナナを感じさせる酵母の吟醸香がたまらないクラシックなヴァイツェン。小麦をうんとたっぷり使い、ほのかな甘みのあるパンのような滋味深さとヴァイツェン酵母のキャラクターが絶妙に調和し、最高の一杯に仕上がっています。 【相性の良い食事】 燻製した鰆のを使ったポテトサラダ、辛めの塩で食べる新生姜のかき揚げ、レモンの皮とパセリのソーセージ 【名前の由来】 南アルプスの南麓、標高1,200mにある清里高原でビール造りを行う八ヶ岳ブルワリーとのコラボでは、ドイツの小麦ビールであるヴァイツェンをベースに、「杯峰 (ハイホー)」と「八峰 (ヤッホー)」という2つのビールを造りました。 杯峰は、小麦を連想する「白」と八ヶ岳連峰の裾野に広がる森から、ある有名なおとぎ話を思い出し、森の中に住む7人のドワーフ(小人)が行くあてのなくなった姫を迎え入れ、陽気に唄を歌いながら跳ねまわるイメージから名付けました。 【醸造家の声】 宮下さん(以下、愛称の"てんつーさん")率いる、八ヶ岳ブルワリーとのコラボレーションは、ずっと前から実現させたいと思っていましたので、念願の共作となりました。これまで通り、コラボを通して“互いに学びあう”という視点も取り込み、双方のブルワリーで何か新しいことを織り込んだ仕込みを行いました。 私たちの側では、てんつーさんの得意とする2つのスタイル、クラシックなドイツの小麦ビール、ヴァイツェンと、そこにひとひねりを加えた、モダンでホッピーなヴァイツェン(ちなみに、てんつーさんはこれを「ニューイングランド・ヴァイツェン」と呼んでいます)をつくることにしました。 一方で、八ヶ岳サイドでは、てんつーさんがこれまで使ったことがないというベルジャン酵母を使ったビールを仕込みました。 ではまず、クラシックヴァイツェンですが、伝統的なスタイルに共通する基礎をできる限りしっかり押さえることに注力しました。てんつーさんが造るヴァイツェンは、酵母由来の魅力的なキャラクターをしっかりと引き出しており、それはまさに芸術の域と言っても過言ではないです。 しかし、それを京都醸造で再現する際の大きな課題は、てんつーさんの醸造所で行うようなとても複雑なマッシュ温度の調整を、私たちの設備では十分に対応できないという点。そんな中でも、できる限りそれを再現しようと工夫し、3段階の異なる温度でマッシュの工程を行いました。(これでマッシュに費やした時間は私たちの中でも過去最長のものとなりました。)その甲斐あって、出来がってきたのは、非常にクリーンでフルボディのヴァイツェンに最適な麦汁。 このスタイルに忠実に、モルトの50%以上を小麦で構成し、あとの残りはボディ感と軽いビスケットのような風味を加えるためのピルスナー&ミュンヘンモルトを使いました。そして、ハーブ感と花のような品のある香りを加えるために、伝統的なホップ、イーストケントホールディングスとテトナンガーを使用。 そして、今回の主役はやはり酵母! まず発酵中に酵母にあえてストレスを与えることでクローブのようなフェノール香を引き出し、その後、終盤に少量の麦汁を追加することで酵母の活動を再活性化させ、フレッシュなエステル(果実のような香り)を引き出すという、てんつーさんに教わった秘密のテクニックを使い、その結果、私たちがこれまでに造った小麦ビールの中でも群を抜いて「らしい」ヴァイツェンが出来上がりました。
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