epana-エパナ- #4 (Specialty Coffee Lager (Baltic Porter))
ブルワリー 忽布古丹 (上富良野)
ABV 9% / IBU 35
P2B Haus スタッフからの紹介コメント
上富良野町、江花珈琲焙煎所さんのコーヒー豆使った、エスプレッソのような重厚感のあるラガービール。口にすると深いローストの香りと、その中にモルトからくるドライフルーツのような風味、コーヒー豆由来のベリー感が感じられます!
上富良野町、江花珈琲焙煎所さんのコーヒー豆使った、エスプレッソのような重厚感のあるラガービール。口にすると深いローストの香りと、その中にモルトからくるドライフルーツのような風味、コーヒー豆由来のベリー感が感じられます!
P2B Haus で飲めたとき
ブルワリーからのビールの紹介コメント
上富良野町の江花珈琲焙煎所のコーヒー豆を使ったHOP KOTAN ORIGINALS+【epana-エパナ-】は今回が第4弾です。
秋冬Ver.は冷えた体を温めるようなハイアルコールで、エスプレッソのように濃色で重厚なものを作っています。今回も江花珈琲焙煎所のオーナー澤さんからコーヒー豆の提供とアドバイスを頂きました。
さて、今回試したコーヒー豆は「Ethiopia Yirgacheffe Buna Buna G1 Natural/エチオピア・イルガチェフェ・ブナブナ・ジーワン・ナチュラル」という特別なコーヒー豆です。「Buna」はアムハラ語で「コーヒー」を意味します。
エチオピアの首都アディスアベベの南部イルガチェフェ地区は、世界中を魅了しているコーヒー豆の産地です。オーナーの澤さんからは、この豆は深煎りだとナチュラルモカのフレーバーと同時に、焙煎香に負けないイチゴジャムのような果実感が楽しめるということを教えてもらい、この品種をフレンチローストで試してみることにしました。
今回のコーヒー豆の使用に当たっては、煮沸による過度な苦みの抽出を避けるために、ビールの発酵中にコーヒー豆を投入する「Dry Beaning製法」だけで、コーヒー豆のポテンシャルを最大限に引き出すことに注力しました。ベースにしたビアスタイルは「Baltic Porter(バルチック・ポーター)」という濃色ハイアルコールのラガービールです。同じく濃色でハイアルコールのエールである「Imperial Stout」と比較すると、ラガー酵母により低温で醸しているため、発酵の特徴が抑えられているということから、副原料の特徴が表現しやすいという魅力があります。
仕上がりは、ドライフルーツのフレーバーを思わせる複雑なモルトの味わいに、イチゴやブルーベリーのジャムのような甘いフレーバーが重厚なボディとともに口の中に広がり纏わりつきます。複雑なエステル、アルコールの温かさ、そして深いローストの余韻が漂い続けます。ラガーとは思えないほどの重厚感と、コーヒー豆に由来するベリー感や深い焙煎香はアルコールの酔いとともに身体に沁みていくことでしょう。