吉祥寺のクラフトビールならP2B Haus (ピーツービーハウス)

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クラフトビールアーカイブ
忽布古丹
#544 未来予想図 -HOPE- (AKIRA Style Light Lager)

\ ON TAP NOW! 今、飲めます /
#544 未来予想図 -HOPE- (AKIRA Style Light Lager)
ブルワリー 忽布古丹 (上富良野)
ABV 5.5% / IBU 35
ホップ構成 HKB001
P2B Haus スタッフからの紹介コメント
忽布古丹醸造が8年もの時をかけて開発したオリジナル品種「HKB001」というまだ名のないホップと、道産「ソラチエース」をブレンドしたたラガー!松や杉のようなウッディーな風味とアーシーな土っぽいニュアンスのフレーバーが楽しめます!同じく道産ホップを使用したTRUSTとの飲み比べかおすすめ!
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P2B Haus で飲めたとき

ブルワリーからのビールの紹介コメント

「地のホップで醸す」をテーマに誕生した忽布古丹醸造。定番ビールのHOP KOTAN ORIGINALSは、上富良野産ホップを”通年で100%使用”するビールであり、今ではホップコタンの「顔」といえる看板商品です。 一方で、私が考えるクラフトビールの最大の魅力は「多種多様性」です。その多様性を表現するために存在するのが、限定ビールのHOP KOTAN FREEDOMSです。クラフトビールの魅力を最大限に表現するためにはホップのバリエーションは欠かせません。そのため、原材料の産地にとらわれずに多品種のホップを使用しています。 ところで、忽布古丹醸造の最終的な目標はというと・・・ 私たちが醸す全てのビールを上富良野産のホップで表現すること。ORIGINALSもFREEDOMSも、多種多様なクラフトビールを全て上富良野産のホップで醸すことです。 そのためには、地元で栽培するホップの品種をもっともっと増やしていく必要があります。もちろん既存品種のホップ栽培を増やすことも視野に入れてはいますが、この壮大なビジョンに立ち向かうための私たちの取り組みの一つが「忽布古丹醸造”オリジナル品種”のホップ栽培」です。 今まで上富良野産ホップは、カスケードをメインに使用してきました。農作物である以上、もちろん毎年全く同じホップ(スペック:香り、α酸など)に育ってくれるわけではありません。毎年、出来の違うホップを使用しながら、ブレのない定番ビールをつくり続けることは、知識と経験、技術が必要で、私たち忽布古丹醸造にしかない贅沢な悩み、贅沢な挑戦と言えます。 ここ数年のカスケードは、香りも良くα酸値も優秀で、存在感もあり私たちが「信頼」するホップに成長しました。 このカスケードと向き合う一方でチャレンジしてきたのが、“オリジナル品種“の開発です。 8年前に約70種のホップを交配し、株が成長して球花が付くようになった数年後から、球花の収量やルプリン量の比較、そして香りの官能評価などを繰り返し、やっと一つに絞り込んだホップがあります。それが今回お披露目する忽布古丹醸造オリジナル品種のホップ、ということになります。今はコードネーム「HKB001」(HOP KOTAN BREWING 001)で呼び、まだ名もなきホップ。忽布古丹醸造が「期待」を寄せる、私たちのオリジナルホップです。 今回はHOP KOTAN FREEDOMSから、2024年産のカスケードとHKB001を使用した、それぞれのビールをお楽しみいただきたいと思います。もちろん飲み比べていただくのが一番ですが、どちらか一方をお飲みいただくだけでも上富良野の風を感じていただけるのではないでしょうか。 忽布古丹(ホップの集落)からお届けする上富良野の香り、そして「地のホップで醸す」忽布古丹醸造のストーリー(未来予想図)を、全国各地でお楽しみいただけると嬉しく思います。 忽布古丹醸造って、じつはけっこう面白くて凄いことやってるじゃん。 なんて思っていただけると嬉しいです。 ---- #544 未来予想図 -HOPE- 忽布古丹醸造のオリジナル品種となるホップHKB001を使用。2年前からテストバッチの仕込みを数回繰り返し、今回、正式にデビューとなります。今までの経験上、収穫のタイミング、収穫からペレット加工までの保存方法や保管期間によってもホップの状態は大きく変化してしまいます。今年はその経験を踏まえ、よりベストな状態でペレットに加工しました。HKB001の特徴については、2年前はピーチのような香りも感じたのですが2024年産については、少し大人しめな性格のようです。華やかな香りというよりは、松や杉のような香り、アーシーで土っぽい香り、また若干ココナッツ風の香りも感じられると思います。2024年産はどちらかというとドライホップ向きのホップではないと判断しました。しかし今回はHKB001の特徴を最大限に引き出すために、ドライホップも敢行。ただバランスを考え、当初はシングルホップの予定でしたが、他のホップもブレンドすることに。そこで登場するのが「ソラチエース」です。今では世界的に有名となったホップであり、HKB001同様、ここ上富良野町で生まれ育ったホップです。 上富良野生まれ、上富良野育ちの2種のホップをブレンドすることで、グラッシー、アーシー、パイニー、そしてかすかにレモングラス様な香りも感じられ、シックでダンディなラガーに仕上がったと思います。
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