鳥たちは峡谷に歌う ver. Best Bitter (Best Bitter)
ブルワリー KUNITACHI BREWERY (国立)
ABV 4% / Batch take.2
P2B Haus スタッフからの紹介コメント
ゆったりと飲めるモルティーなビール。口にするとカラメルモルトの香ばしさと紅茶のようにも思えるフローラルなフレーバーが穏やかに広がります。温度が上がると優しい甘さが強くなり、夕方から飲むにふさわしい一杯です。
ゆったりと飲めるモルティーなビール。口にするとカラメルモルトの香ばしさと紅茶のようにも思えるフローラルなフレーバーが穏やかに広がります。温度が上がると優しい甘さが強くなり、夕方から飲むにふさわしい一杯です。
P2B Haus で飲めたとき
ブルワリーからのビールの紹介コメント
醸造士:斯波 克幸
「鳥たちが歌う峡谷で飲みたい、至高のアフタヌーンビールを目指して。」
「鳥たちは峡谷に歌う」シリーズは英国のパブで日常的に飲まれる3種類のBitterスタイルを、英国発祥のホップでデンマーク語で鳥を表すFuglが語源と思われるFuggleを使ってつくるシリーズです。ですが、今回は鳥の名前をした新しいノーブルホップが手に入ったため、こちらを使ってみました。その名もStyrian Kolibri / スティリアン コリブリ。スロベニア産のホップですが、Kolibriはドイツ語でハチドリを意味する言葉です。
Best BitterはOrdinary Bitterよりはカラメル麦芽の風味が強くやや飲みごたえがありますが、ナチュラルカーボネーションによるきめ細かな泡と炭酸の程よいボディ感で、ビターらしい日中からゆったりと落ち着いて飲める穏やかなビールに仕上げています。
酵母は前回と同様に、IPAにスポットライトを当てたことで知られるイギリスのバートン・アポン・トレントのBurton Ale Yeastと近い菌株Windsor / ウィンザーを使用。比較的ニュートラルではあるものの、りんごや洋梨、蜂蜜やフローラルな香りを持っており、分子の大きい糖類を食べられないことから、少し甘みを残す仕上がりになります。
Styrian Kolibriはフローラル、ハーバルなニュアンスの中に、ほのかにカシスの香りを持つとも言われており、今回の鳥たちからはビターらしい紅茶のような香りやフレイバーの余韻の中にかすかにカシスや、グーズベリーのようなニュアンスを感じられます。
昨年から新宿御苑の名店HIGIBURYのオリジナルブランドをランドロードの安藤さんと一緒に手掛けさせてもらえるようになり、私たちは英国スタイルのビールがどんどん好きになっています。ビター以外の英国スタイルビールにも挑戦していくので楽しみにしていてください。