Golden Gate (ゴールデン・ゲート) (Ukrainian Golden Ale)
ブルワリー 忽布古丹 (上富良野)
ABV 7.5% / IBU 30
P2B Haus スタッフからの紹介コメント
ウクライナ独自のビアスタイル。口にするとモルト由来の豊かな甘味、ホップ由来の優しい苦味とコリアンダーシードによるフローラルな華やかさが感じられる一杯です。ウクライナの人々の平和と幸福を心から願って。
ウクライナ独自のビアスタイル。口にするとモルト由来の豊かな甘味、ホップ由来の優しい苦味とコリアンダーシードによるフローラルな華やかさが感じられる一杯です。ウクライナの人々の平和と幸福を心から願って。
P2B Haus で飲めたとき
ブルワリーからのビールの紹介コメント
おそらく私たちは、ウクライナスタイルのゴールデンエールを日本でつくった最初のブルワリーとなりました。
そのきっかけは、札幌市にある直営店「Tap Room BEER KOTAN」にウクライナ出身のビール愛好家でビールライターをしている女性が訪れたことから始まります。
彼女は私たちのビールを気に入ってくれて、その後メッセージのやり取りが始まりました。彼女はウクライナ独自のビアスタイルがあることを教えてくれました。日本の多くの人にとって初めてのビアスタイルになるのではないでしょうか。
ウクライナのゴールデンエールは、端的に言えばベルギーのゴールデンストロングエールと、イギリスのゴールデンエールのハイブリッドのようなものだそうですが、ウクライナ独自の特徴を持っています。特筆すべきは、モルトの甘い味わいがより顕著であることです。
また、アルコール度数は6.1~7.5%とやや高めの範囲で設計されます。糖類などが添加されないため、よりフルボディな味わいが楽しめます。さらに、コリアンダーを加えるというオプションがある点もこのビアスタイルをより美味しく、面白いものにしているというのが私たちの気づきです。彼女にはすでにお詫びをしたのですが、私たちの【Golden Gate(ゴールデン・ゲート)】は、通常の「Ukrainian Golden Ale」よりもややドライに仕上がりました。
それ以外は、より忠実なスペックとなるように麦芽やホップの選定とレシピの設計を行いました。穀物の豊かな風味、ミディアムボディの飲みごたえ、穏やかなホップの苦みと、コリアンダーのフローラルでハーバルなアクセントが鼻から抜けていきます。
現在のところ、日本のビールシーンでウクライナのゴールデンエールをビアバーや酒屋で見つけることはまだ難しいのですが、このビアスタイルは世界各地で普及するにふさわしい魅力と価値を有しています。条件を揃えて、再度チャレンジしたいと考えています。最後に、彼女への感謝と、彼女の母国であるウクライナの平和と幸福を心から願っております。微々たるものですが、売上金の一部をウクライナ支援に寄付させていただきます。