MACROCOSMOS (American IPA)
ブルワリー 奈良醸造 (奈良)
ABV 5.5% / IBU 55
ホップ構成 Simcoe, Azacca, Columbus
P2B Haus スタッフからの紹介コメント
グラスを近づけただけでわかる華やかな柑橘の香り。口にするとホップ由来のグレープフルーツやオレンジのようなトロピカルなフレーバーが感じられ、後にはどっしりとした柑橘果皮のような苦味が長く余韻に残ります!
グラスを近づけただけでわかる華やかな柑橘の香り。口にするとホップ由来のグレープフルーツやオレンジのようなトロピカルなフレーバーが感じられ、後にはどっしりとした柑橘果皮のような苦味が長く余韻に残ります!
P2B Haus で飲めたとき
ブルワリーからのビールの紹介コメント
5周年を迎える2023年、奈良醸造はこれまでに造ったIPAを振り返り、過去に造ったビールのレシピを掘り起こしてリミックスをしています。第4弾となる今回は、2019年に造ったマイクロIPA「MICROCOSMOS(ミクロコスモス)」のリミックス。アルコール度数を上げた「MACROCOSMOS(マクロコスモス)」です。 . MICROCOSMOSがリリースされた2019年は、低アルコール度数のビールは今ほど多くありませんでした。奈良醸造でも当時出していたIPAのほとんどの度数が5.5〜6.5%。そこで、アルコールはあまり強くないけど色んなクラフトビールを楽しみたい、そんな人に向けて、度数3.5%のIPAを作りました。 . 通常、アルコール度数を控えめにするために、使用する麦芽とホップの量を少なめにする方法がありますが、当時の「MICROCOSMOS」は醸造方法を見直すことで、麦芽の使用量はそれまでのIPAと変えずに、アルコール度数だけを大きく下げることに挑戦しています。結果は、麦芽の風味も、ホップの香りや苦味もしっかりと感じられる、わずかアルコール度数3.5%のIPAが完成しました。 . 今回、そんな「MICROCOSMOS」が持っていたホップとモルトのニュアンスを損なわずにアルコール度数を通常のIPAのレベルまで引き上げたらどうなるか。そんな遊び心からスタートしたビールです。 . 麦芽やホップといった原材料は「MICROCOSMOS」と同一のものを使用しながら、アルコール度数が高い分、味わいの密度を強くすることでバランスを取るように心がけました。 . まずはじめにグラスから立ち上るのは優しい柑橘の香り。口に含むと、ホップ由来のトロピカルな風味と強い目の麦芽の味わいが感じられます。アフターテイストは余韻の長い苦味。「MICROCOSMOS」を彷彿とさせるホップの味わいを残しつつ、どっしりとした味わいを楽しんでいただける仕上がりとなりました。