吉祥寺のクラフトビールならP2B Haus (ピーツービーハウス)

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クラフトビールアーカイブ
忽布古丹
Montage (European Dark Lager)

Montage (European Dark Lager)
ブルワリー 忽布古丹 (上富良野)
ABV 5% / IBU 40
ホップ構成 Elixir
P2B Haus スタッフからの紹介コメント
一見真っ黒ですが、光に透かすと綺麗なブラウン色のラガー。グラスに鼻を近づけると、フランス産ホップElixirがもたらすブランデーやタバコのような独特な香りが感じられます。焙煎モルトの程よい香ばしさとホップのキャラクターをお楽しみください!
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P2B Haus で飲めたとき

ブルワリーからのビールの紹介コメント

「Montage(モンタージュ)」という言葉は、フランス語で「組み立てる」という意味を持ちます。この言葉は、芸術や映像などの分野で、異なる要素を組み合わせて一つの作品にする技法を指しています。 例えば、写真や絵の切れ端を貼り合わせて作った作品もその1つです。ビールもまた、様々な要素を組み合わせて作られる液体の芸術です。ひとたび口に運ばれると儚く消えていく。そんな刹那的な性質を持っています。私たち醸造士は原材料という1枚1枚の切れ端の性質を見極めて1つの作品を形づくっていきます。これが難しくも面白い。 今回は「European Dark Lager(ヨーロピアンダークラガー)」という初めてのビアスタイルにチャレンジしました。 ドイツのSchwarzbier(シュバルツ)ほどドライでシャープな味わいではなく、また同じくドイツのDunkel(デュンケル)ほど強い風味でもない、その中間に位置するようなバランスの取れた濃色系ラガーを目指しました。控えめに香るのはフランス産ホップのElixir(エリクサー)がもたらしたコニャック、革、タバコのような独特なキャラクター。ノーブルホップのような高貴な香りも見え隠れします。 麦芽はドイツ産の4種類のモルトを組み合わせ、焙煎した麦芽の風味が過度に香ばしくならないように、ギリギリ黒くなる色度となるように計算しました。一見、真っ黒に見えますが光に透かして見ると、ハイライトは美しいブラウンの輝きが見られることでしょう。 こうした濃色のラガーは地味なビアスタイルとみなされています。IPAなどのような大きな反響を得られないため、その魅力を知っていながらも作るのを躊躇ってしまいがちな、不遇なビアスタイルの1つです。しかしながら、ビールの多様性を謳う私たちはこうしたビアスタイルにもスポットライトを当て続けていきます。そして、皆さんがビールの世界旅行をしているような気分になることを願って、世界各地のビールを再現し、醸し続けていきます。
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