彼辺此辺 (あべこべ) (Cream Ale)
ブルワリー 忽布古丹 (上富良野)
ABV 5% / IBU 22
P2B Haus スタッフからの紹介コメント
クリームエールという名前が紛らわしいですが、エール酵母を用いて通常より低い温度で発酵させることで、ラガーのような軽くサッパリとした飲み口が特徴のビアスタイル。トウモロコシを使用してさらにスッキリしたボディに上富良野産Cascadeホップの柑橘感が爽やか!
クリームエールという名前が紛らわしいですが、エール酵母を用いて通常より低い温度で発酵させることで、ラガーのような軽くサッパリとした飲み口が特徴のビアスタイル。トウモロコシを使用してさらにスッキリしたボディに上富良野産Cascadeホップの柑橘感が爽やか!
P2B Haus で飲めたとき
ブルワリーからのビールの紹介コメント
「クリームエールは嘘をついている」。数多くのビアスタイルが世界には存在します。
その中でも、最も紛らわしいビアスタイルと言っても過言ではないのがアメリカ発祥の「Cream Ale(クリームエール)」です。
結論から申し上げますと「生クリームも入っていない」し、「クリーミーでもない」のです。それどころか、サッパリとしていて、非常に軽やかな飲み口とドライな味わいが特徴です。
これは、ヨーロッパやアメリカでラガーの人気に対抗するために、1840年代にアメリカで作られた古いビアスタイルです。エール酵母を用いて、通常の温度よりも低温で発酵させることが多く、ケルシュによく似たスタイルと認識されています。ケルシュとの大きな違いはトウモロコシや糖類などの副原料が使われることがあるという点です。
今回の私たちのレシピにも粉末にしたトウモロコシと糖類を使用して、スッキリと爽やかなボディに仕上げました。2022年産のフレッシュな上富良野産のカスケードに由来するサッパリとしたレモンやライムのようなフレーバーと、よく発酵が進んだことに由来する酸味が相まって、柑橘の果汁を搾り落したかのような爽やかなテイストを楽しむことができます。ほとんどライトラガーと言っても過言ではないくらい軽やかです。
気温が上がり、温かくなってくるとクリームエールのような飲み心地のビールがより美味しくなってきます。太陽の下で、温かい日差しを浴びながら飲むのに適しています。忽布古丹醸造で初めて挑んだクリームエールを是非お試しください。